みどりのラッピングトレインを東京駅で降りたのは、桑沢デザイン研究所の同期で
台湾から帰国中のS氏と会うためで、待ち合せの場所は中央郵便局の正面入口前にしました。
改修後の東京駅と商業施設KITTEに生まれ変わった東京中央郵便局を見たかったからです。
日曜日午後の駅構内、丸の内口からKITTEまでは想像以上の混雑でした。
KITTEの中も巡ってみたかったのですが断念し、建築に明るいS氏と外観を鑑賞。
外壁の白いタイルと黒い窓枠も綺麗に再生されて、
端正で品格ある若々しいモダンな姿が復活していました。
正面入口から左の方へ進むと広場になっていますが、確かこの辺りは郵便トラックの作業と
駐車スペースで、山手線の車窓からも良く見えたと記憶しています。
広場には石貼りのステージがありました。
これは郵便物の搬出入のための床上げの再現でしょうか。奥の方には斜路もあります。
また床や壁、梁やパラペット(屋上などの端の部分に立ち上げられた小壁)
の跡がデザインされ、その痕跡を残していました。
また今度、じっくり丸の内周辺の建物を見て廻ろうと思います。