三渓園内にはたくさんの猫が住んでいるようです。
どれも体格が良くてプライドも高い猫たちでした。
カメラを向けると、どの猫もソッポを向いてしまうか目を瞑ってしまいます。
紅葉の聴秋閣が見たくて三渓園へ。
この時期に訪ねるのは初めてです。次回は雪中の聴秋閣を見てみたいと思います。
田園都市線の鷺沼駅から北へ10分ほど歩いたところに梵天山という小高い丘があります。
東と西に視界が開けていて西は富士山、東は東京から横浜まで見通せます。
富士山から北へ視線を向けると、丹沢の山々の奥に雪を冠った山並みが見えます。
初めて見た時はその白い山並みが、まさか南アルプスであるとは気が付きませんでしたが、
地図を開いて確認すると、雪を冠った山々は南アルプスしか考えられません。
南アルプスは都内からも見ることができるようで、
都内各所から見える南アルプスを記録している方もいらっしゃいました。
http://yamaosensei.fc2web.com/tenbo/tokyo-alps/t-alps.html
今朝は富士山も綺麗に見えたので梵天山へ向かい、久しぶりに南アルプスの山々を拝みました。
一昨日の朝は雪を冠った清々しい姿を見せてくれましたが、
今日は夕焼けの空に、雲に覆われた荒々しい姿の富士山でした。
今年の富士山の初冠雪が観測されたのは10月19日で平年より19日遅かったそうです。
以来、曇がかかっていたり霞んでいたりで、なかなか雪を冠った姿を見ることができませんでしたが、
一番の冷え込みとなった今朝、久しぶりに雪を冠ったその姿を、はっきり見せてくれました。
昨日の午後、雨を伴った強い北風が吹きました。木枯らし1号です。
今朝も冷え込んで一桁台に。東京の2つのタワーもくっきり見えました。
ナナカマドかどうか分かりませんが、紅い実を沢山つけた樹がありました。
20数年前、国際家具デザインコンペ関連のイベントに参加するため旭川を訪ねた時のこと、
バスの窓から紅い実をつけた街路樹が目につきました。地元の人にその樹の名を聞くと、
それはナナカマドで、名の由来は竃に7回焼べても燃えないからだと教えてくれました。
実際には7回焼くと良質の炭になる。という説が有力のようで、ナナカマドの炭は備長炭の
材料として火力も強く火持ちも良いので極上品とされているそうです。
最近は小春日和の穏やかな日が多いですが紅い実を見ると旭川でのことを思い出すと同時に、
いよいよ冬が近づいて来たなと感じます。
地元産トリオの卵かけご飯で紹介した横浜醤油は、横浜線大口駅近くの線路沿いにあります。
もう25年以上前のこと、友人と酒蔵巡りをしていた頃、東京にも醤油蔵があると聞き、
五日市(現あきる野市)の近藤醸造(キッコーゴ)を見学したことがあります。
最近、横浜にも醤油の醸造所があると知り、横浜醤油を訪ねました。
工場は小売りもしますと案内があるので、場内で声をかけると奥から御主人が作業の手を休めて登場。
以前、キッコーゴの蔵を訪ねたことがあることなど伝えると、横浜市内では、醪を熟成させる工程は
臭いが強いので新興の住民から苦情が出るようになり断念。
いまは全国の小規模の醤油屋が13社協同で岐阜の恵那に工場を造り、ここでは熟成の終わった
醪を運んで絞り加熱後、色、香、味を整えて瓶詰めする作業をしていることなど話してくれました。
日本は地域によって味の好みが多様です。醤油はその好みを支える代表的な調味料ですが、
想像以上にその風味が異なるので、好みの醤油に換えると箸が進みますね。
クルマで10分ほどの範囲に養鶏場が3軒あるので卵はいつも養鶏場で買っていますが、
一般の店舗にはほとんど出回らない初産卵が手に入ることがあります。
初産卵とはヒナ鶏が初めて産む卵のことですが、生後130日~150日の鶏が産む卵は
普通の卵と比べて殻が硬く小振り、体に溜まった豊富な栄養素が卵に注ぎ込まれるために
卵黄がとても濃厚。白身もしっかりしていて黄身を包み込んでいます。
昨日はラッキーでした。
Mサイズの卵を10個お願いしたところ、初産卵があるよと3個おまけしてくれました。
卵かけご飯は滅多にやりませんが、キヌヒカリご飯、初産卵、横浜醤油の地元産トリオで朝食。
やはり、生産者から食材を直接購入出来る環境はとてもありがたいですね。
きょうの朝ご飯は、農協で購入した地元産のお米「キヌヒカリ」を炊きました。
調べてみるとキヌヒカリは、主に関西方面で栽培されている品種で、
コシヒカリほど粘りがなく口当たりはソフトでさっぱり。
炊きあがりの輝きが特徴で価格も安く関東以南のお寿司屋さんに人気があるとのこと。
確かに粘りが少なくてさらりとした食感でした、炒飯などにも向いてそうです。
横浜市都築区には港北ニュータウン建設のために立ち退いた農家が、引き続き農業を営むための
農業専用地区がありますが、ニュータウンの中にも畑が点在し、田んぼもいくつか残っていて、
秋分の頃には盛んに稲を刈る風景が見られました。
地元で穫れるお米はどんな味だろうと、何度か農協の直売所を尋ねてみたものの、
地元のお米はなかなか店頭に並びませんでしたが、ようやく地元産のお米を見つけました。
「キヌヒカリ」という品種で精米は10月23日となっています。
生産地は、都筑区ではなくお隣の港北区新羽(横浜国際総合競技場/日産スタジアムの近く)。
普段見慣れている米粒より随分小さく見えますが、さてどんな食味のお米でしょうか。
むかしむかしあるところに~
「こぶとりじいさん」を覚えてますか。
1929年(昭和4年)のアニメ「瘤取り」が素晴しいとネットで紹介されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=ShzmzcJM7QI
陰気くさくて怖い話として子供の頃の記憶に残っていましたが、
ひょうきんな表現やエキゾチックな音楽と効果音で面白く、教訓話としての説得力もあります。
繰り返し何度も観てしまいました。
まだ台風26号の影響があった朝の8時半頃、短い間でしたが北西の晴れ間に朧な虹が架かりました。
画像からは伝わりませんが、子供が飛ばされてしまいそうな強い風が吹いていました。
ウィキペディアによれば
「建設時は仮称として東京港臨海大橋と呼ばれていたが、1万2,223件の一般公募の
中から『東京ゲートブリッジ』の名称が付けられた。
また、恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から恐竜橋とも呼ばれる」
東京港に架かるこの大きな橋の完成予想図を見たのはもう10年以上前のことです。
数年前、浦安の倉庫に納品する用があったので橋が出来上がって行く姿を何度か見ました。
完成予想図を初めて見た時から、恐竜が向かい合っているみたいだなと思っていたので、
橋の名称を一般公募すると発表があった時には、何か恐竜をイメージさせるような名称が
相応しいと思い「ツインレックス」「東京ザウルス」と書いて応募しました。
公募の結果はご存知の通り「東京ゲートブリッジ」となりました。
負け惜しみになりますが、2020年の東京オリンピックが開催される頃には、
「東京ゲートブリッジ俗称ツインレックスあるいは東京ザウルス」が定着していないかな、
などと密かに思っています。
今年もキンモクセイの甘い香りが漂ってきました。
大好きな香りなのですが、私くらいの世代には「トイレの臭い」を連想してしまう方も。。。
私達が子供の頃は東京でもまだ下水道が完備されておらず、強い臭いには強い臭いで
対抗していたので、消臭剤の強い薬品臭が記憶に残っています。
その後キンモクセイのような花の香りを強くした芳香剤が流行ったので、
キンモクセイの香りからトイレの臭いを連想してしまうのです。
川崎市宮前区の東高根森林公園にはキンモクセイの小径があります。
正覚寺の庭に早くも銀杏がたくさん落ちていました。
近頃はツバメの飛ぶ姿をあまり見かけなくなりました。
もう南をめざして旅立ったのでしょうか。
気がつけば蝉の鳴き声もしばらく聞いてないような気がします。
巻雲は一番高いところにできる雲。
天が高く感じられて秋の訪れを実感します。
子育ての時期と比べると、この頃はあまりツバメたちの飛ぶ姿を見かけなくなりましたが、
彼らはどこをねぐらにしているのでしょうか。
調べてみると河川沿いのヨシ原など湿生草原に集団ねぐらを形成とありますから、
この辺りだと10キロ程の多摩川周辺の草原でしょうか。
それとも、区内には早渕川や里山のような緑地があるので、意外と近くにあるのかもしれません。
先日、美濃加茂の市街地で数千羽のツバメたちが電線をねぐらにしている映像を見ました。
ねぐらにしていた森が開発で無くなってしまったので、昼に温められたアスファルトからの放熱がある
路上の電線をねぐらにしているのだそうです。
ツバメたちは秋になると南の国に渡って行きますが、時々見かけるその姿は5~7月頃より
一回り大きくなっているような気がします。
ツバメたちも次の渡りに備えて身体作りをしているのでしょう。
9月になるとやって来るものがあります。
日本で最も危険な生物、毎年数十人がその犠牲になるというオオスズメバチ。
網戸を締めておいて幸いでした、キッチンの半開きにしていた窓の内側に5センチほどの
大きいのが一匹。近くに巣があるのは確実ですが(行動半径は数百メートルから2キロくらい)
オオスズメバチの巣は軒先などではなく木の洞や地中に営巣するので見付けるのは難しそう。
今年のように猛暑で雨が少ないとスズメバチが多く発生するそうです。
画像は、強力殺虫剤で仕留めてエタノール漬けにしたオオスズメバチ。
(飲用目的ではありません)
ツバメの巣なら大歓迎ですがスズメバチの巣は本当に勘弁願います。
ヒグラシの鳴く声を聞きました。
あの独特な物悲しい鳴き声を聞くと、子供の頃の夏休みを思い出します。
遊び疲れて日も暮れかけた頃にヒグラシが鳴き始めると、
沢山残っている絵日記や宿題を思い出して不安な気持ちになったものでした。
YouTubeに、ひぐらしの鳴き声1時間版~8時間版がありました。
時々ヒグラシの鳴き声を聞きながら、暑く長い夏が終わるのを待っています。
久しぶりに朝の散歩に出かけました。
ときどきアオサギを見掛ける山崎公園で、池を見ながら一休みしていると
見知らぬ方から声をかけられました。
「カワセミがいますよ」と池の中央の立て看板を指差し、
さらにデジタル一眼レフカメラに収めた画像を見せてくださいました。
近所でカワセミを見るのは2度目です。
前回は10年くらい前、川崎市宮前区の東高根森林公園の水辺でした。
その時は至近の岩に留っていたカワセミが小さな池に飛び込んで小魚を捕る姿を見ました。
あまりの美しさに絶句!さすがに「水辺の宝石」と呼ばれるだけあるなと思いました。
草花や野鳥の名前を覚えるたびに上手く命名するものだと感心しますが、
「カワセミ」という呼び方は、なんだかしっくりしない気がします。
漢字では「翡翠」を当てますが、こちらの方がピンと来ます。
魚を捕るのが上手いので英語ではキングフィッシャー。
インドの有名なビール‘KINGFISHER’のラベルにはカワセミの絵が描かれています。
辛いものが大好きです。
もしかしたら唐辛子の消費量は、平均的な日本人の数百倍かもしれません。
五月の連休頃、ホームセンターでの買物のついでに唐辛子の苗を購入しました。
ベランダの鉢の空いたスペースに移し、肥料もやらず、たまの水やりだけで放ったらかしにしておいたのに、
ちゃんと実が成り紅くなって来ました。
ためしに紅く熟した実を煮込み鍋に入れて食べてみましたが、しっかり辛い立派な唐辛子になっています。
秋になったら干して保存するのも楽しみです。
サルスベリの花が咲き始めました。
小学生の頃「サルスベリ」と聞いて面白い名前だな、と感じたことを思い出します。
なるほど木登り上手な猿でも滑りそうですが、子供の頃はどうして「百日紅」と書くのか謎でした。
なんとなくサルスベリと読めてしまうので日本発祥の当て字かと思っていましたが、
中国伝来語だそうです。
サルスベリの木が夏から秋にかけて3ヶ月もの間、紅い花を咲かせていることを知ったのは
大人になってからでした。
7月に入った頃から近所のムクゲが花を咲かせ始めました。
夜明け前に開花して夕方には萎む、これを毎日秋まで続けて行くのですから大変な作業です。
調べてみると一日花とあります。ムクゲを観察してみると、ほとんど全ての枝先に蕾が複数ついていて、
それらが順番に咲いては萎み、暫くして次の蕾が一日だけ咲くようです。
ソメイヨシノのように沢山の花が少しずつ開いて満開した後、一気に散って葉をつけるのと違い、
沢山の葉の中でぽつりぽつりと交代で花が咲き続けるのがムクゲの奥ゆかしいところでしょうか。