6月の終わり頃から近所の庭先に濃いオレンジ色の花が沢山咲いています。
花の名前は知っていた筈ですが、なかなか思い出せなかったので調べました。
「ノウゼンカズラ」でした。
やや大きめな花をたくさん咲かせていますが散ってしまった花も道路にたくさん落ちています。
開花を待つ蕾もたくさんあり、暫くのあいだ楽しませてくれそうです。
覚えにくい名前なので、その名の由来を調べてみると漢字では「凌霄花」。
漢字で覚えるよりも、ノウゼンカズラと連呼して名前を頭に叩き込んだ方が良さそうです。
「センター北」駅前の小さな雑居ビルの2カ所の入口で見つけたツバメの巣のうち、
壊れかけていた巣では、補修している親鳥の姿を見ましたがその後雛を育てている様子がありません。
一方、ロータリー側の巣では4羽(数日前には5羽いたのですが)の雛たちが
お尻を巣の外に出して糞をしたり、ときどき羽を広げる仕草をしながら大きく口を開けて
餌を運んで来る親ツバメを待っています。
巣の下は汚れていますが、毎日掃除をして奇麗に管理されているようですし、
「ツバメの巣を壊さないでください」と小さな張り紙もあり大切に見守られているようです。
雛が巣立つまでは3週間程だそうですが巣立ちまでそれほど時間はかからないのかもしれません。
ツバメは年に1-2回繁殖するらしいので、2回目の子育ても期待できそうです。
事務所がある港北ニュータウンには意外と多くのお寺や神社があります。
なかでも正覚寺はいつも手入れが行き届いており、年中奇麗な花が咲いているので
訪ねるのが楽しみです。
とくに花菖蒲と紫陽花が有名ですが、今年の花菖蒲は昨年より奇麗に感じました。
一方、紫陽花もたくさん咲いてるのですが今年は花の色がいま一つ冴えません。
あまり雨が降らないことが影響しているのでしょうか。
ツバメの巣がある駅前の雑居ビルは裏の通りにも面していて、そちら側の入口にもツバメの巣がありました。
その入口は2層分の吹き抜けになっていて、巣の位置は5メートル位の高さにあります。
数日前に見に行った時ツバメの姿は無く、巣の一部が壊れていました。
手の届く高さではないので、もしかしたら誰かが棒で突いたのかもしれません。
気になっていたので今日見に行ったところ、2羽のツバメが交代で巣を修復している姿がありました。
どうか壊されること無く、この巣で卵を産んで子育てする姿を見たいものです。
照度に問題があったケース内照明の改良品が出来たので、DNライティグ社を訪ねて
確認して来ました。
LEDランプの性能も日進月歩で、12φの円柱の中に照度も充分なランプが納められています。
ありそうで無かったデザインが出来たのも新しいLEDランプのお陰です。
DNライティング社内での評判も良いようで、照射範囲の微調整をクリアすれば7月中にも
製品として出荷できそうとのこと。
ケース内照明なので極力その存在が目立たぬようシンプルなデザインに徹しています。
店舗や美術館などで設計に組み込みやすい照明器具として沢山売れますように。
3年前の夏、表参道ヒルズで地域物産の展示販売イベント「和のこころ」展があり
‘ottotto’の商品とアグラスツールで出店参加しました。
イベントも終わりに近づいた頃、同展に出店していた(有)野原工芸の
野原さんがアグラスツールを購入してくださいました。
「一日中正座で実演販売をしているため、足が痛くなるので何かないかと探していたので
目に留まった」ということでした。
野原さんは長野県の木曽路、妻籠宿から更に山奥で木のペンや茶筒等木製品を作っている方で、
ブログでもアグラスツールを紹介してくださいました。
その野原さんから追加の注文をいただきました。
注文のメールにアグラスツールの使用状況を書き添えてくださったので「お客様の声」として
紹介させていただきます。
長い時間床に座る仕事に携わる方々に使ってもらえると嬉しいです。ありがとうございました。
なおアグラスツールですが、妻籠宿での実演等で売り子をしている女性陣が愛用していた
(私が使うまもなく取られてしまいました…)のですが、
冬に縫い子部屋に持ち込んだところ、祖母の指定席になってしまい…
その後、嫁が妊娠して座り仕事がきつくなってきた所で、アグラスツールを使ってみたところ、
これはイイということになって、追加の注文になりました。
必要最小限の大きさで、お年寄りや妊婦等、色々な方が自然な良い姿勢をとれる
アグラスツール、へたな座椅子よりはるかにいいですね!
3月のライティングフェアで発表したものの照度に問題があり、発売が遅れていた
DNライティング(株)のケース内照明器具ですが、パワーアップしたLEDを組み込んだ
試作が出来上がり、今週末に確認の会議があります。
一方、6月5日-7日に開催されるインテリアライティングフェアで発表予定のDC社の
ティッシュペーペーをシェードとして利用するスタンドですが、会期も迫り進み具合が
気になっていたところ、試作製作は手つかずで見積もりさえ出ていない状況であることが
今日判明。商品化の作業は継続とのことですが、どうなることやら。
こちらの意図とは違う方向で進んでいるものの楽しみにしていただけに残念。
なかなか順調には進みません。
横浜市営地下鉄にセンター北という駅があります。その駅前のロータリーに面する
小さな雑居ビルにツバメの巣があるとの情報があり、自転車で出かけました。
駅前のロータリーと言ってもそれほど人の往来はなく雑居ビルに出入りする人も
あまり多くありません。小さなエントランスから入ると巣は直ぐに見つかりました。
天井も低いので背の高い人なら手が届きそうな場所にあります。
巣にはツバメが一羽いましたが、まだ子供はいないようで警戒はしていないようです。
写真を撮ろうと準備をしている間にツバメは飛び立ってしまい、しばらく待ちましたが
戻って来なかったので、機会をあらため今度は雛に餌をやる姿を見たいと思います。
楽しみが一つ増えました。
昨年は事務所の窓から餌を探して機敏に飛び回るツバメの姿を良く見かけました。
観察していたら2カ所の巣の在処が分かりました。
いずれも大通りに面したマンションの駐車場で、踏台に乗れば手が届く高さにあります。
やはり、ツバメは人を見張り役にして天敵から身を守っているようです。
先日、巣があったマンションのゴミ置き場でエサを漁るカラスがいて、
警戒した数羽のツバメが天敵の周りをせわしく飛び回り、追い払う姿を見ました。
巣で待つ雛に餌をやるツバメの姿を楽しみにしていたのですが、
残念ながら昨年の巣は使われていませんでした。今年はまだ巣の在処は見つかっていません。
様々な原因で、年々日本に渡ってくるツバメの数が減って来ていると聞き心配ですが、
明日は自転車でツバメの巣を探しに行く予定です。
1950年代に渋谷から二子玉川を経て江の島まで延びる「東急ターンパイク」という
高速道路計画があったそうです。何かその痕跡が残っている場所があるかどうか気になります。
と、こちらのサイト http://hamarepo.com/index.phpに投稿したら採用されて記事になりました。(5月11日掲載記事)
興味のある方は是非ご覧ください。
ロックグラス‘KOMA’の在庫が僅かとなっています。
在庫が無くなり次第、しばらくの間‘KOMA’の販売を休止させていただくことにしました。
購入をご検討中の方がいらっしゃいましたら、お問い合せください。
‘KOMA’は大変評判が良く発表当時、東京デザイナーズウィーク100%デザイン展に
出店した時には5日間で215個売れました。
初めての展示販売だったので、どれくらい売れるか予測がつかず、
会期中は翌日の準備で大変忙しかった思い出があります。
また、実現しませんでしたが10000個の引き合いがあり大慌てしたこともありました。
とても思い入れのある商品で、私自身毎晩使っています。
販売休止であって廃盤ではありません、必ず復活させるつもりです。
引き出物など、まとまった数のご注文をいただければ、その都度対応いたしますので、
どうぞお問い合せください。
今後共‘KOMA’をよろしくお願い致します。
開発プロデューサーのT氏が私の意匠図面を元にDC社の事情に配慮して
アレンジした図面を描いてくれたのですが、両者にはかなり大きな隔たりがあります。
デザインの特徴の一つとして、ティッシュを逆さに配置して下から取り出すようにしてあります。
ボックスを逆さまにしてティッシュを取り出すと、ティッシュ自体の重さで千切れてしまい、
なかなか上手く取り出せません。
そこで、ティッシュを箱から一旦出して製品に納め、取り出し部分に傾斜とカーブを付けました。
しかしT氏は、ティッシュは箱入りのまま納めるのが絶対条件であると主張します。
他にもLEDランプの納め方、シェードとしてのティッシュに直接当てるのか、
間接的に当てるのか、本体は鉄板にするかアルミ板にするか等々、検討点が多数。
議論はなかなか妥協点が見いだせません。
製作を担当してもらう工場の意見も聞いて方向を決めることになりました。
3月のライティングフェアで発表したDN社のケース内照明は、順調に進めば5月
発売の予定でしたが、照度に問題があり販売開始が少し遅れるようです。
一方、ティッシュペーパーをシェードとして利用するDC社のデザインの商品開発も
なかなか予定通りには進んでくれません。
6月初めの展示会までには大型連休もあり実質1ヶ月程しかありません。
当然のこと乍ら、コストを落とすことも大きな条件ですが、
それ以外にメーカーの販売形態との絡みがあります。
DC社は小さなメーカーです。商品を自社ショールームやデザインショップでも
販売していますが、そのほとんどは問屋を通して流通しています。
所謂デザインショップであれば問題無いのですが、量販店の照明器具売り場で
扱われることも多いので、一般の方々に理解してもらえるよう、使い勝手など
商品のレベルをそれに合わせなければなりません。
7-8年前、近所を散歩中に赤紫色の小さな花を沢山咲かせている
綺麗な生垣をみつけました。それまで見たことの無いとても神秘的な色だったので、
その花の名前が知りたくて、いろいろ調べてみたのですが分かりませんでした。
翌年、その花が見たくて咲いている場所を巡りました。
その内の一カ所の生垣に札が掛けてあり、この花の名前は「紅花 常盤万作」です。
と書いてありました。おそらく、その花の色があまりに魅力的なので、前を通る人から
何度も花の名前を尋ねられたのでしょう。
以来、ベニバナトキワマンサクの咲く頃が待ち遠しく、毎年楽しみにしているのですが、
名前を知った翌年から、花はあの神秘的な色ではなく柴漬けの様な色になっています。
多分、それまでもトキワマンサクの咲いたところを見ていたのだと思いますが、
7-8年前の、あの神秘的な色が特別だったのかもしれません。
どんな気象条件が揃うとあの色になるのでしょうか。
またあの神秘的な色のトキワマンサクを見てみたいものです。
先週末は発達した低気圧の影響で全国的に大荒れの天気になりました。
幸い、とくに大きな被害は出なかったようですが、
日曜に近所を散歩をしていたら、面白い街路灯がありました。
横浜市営地下鉄中川駅近くの坂道。
左手の擁壁の上にはサッカーの出来るグランドがあり、
坂の上には小高い丘を活かした鳥山公園があります。
週末の雨を排水処理しきれなかったのでしょうか、歩道が川になっています。
そして、鉄パイプの街路灯の中にも水が上がっているようで、
隙間から水が噴き出していました。
近くには横浜の名水7選にあげられた旧大山街道沿いの
老馬鍛冶山不動尊 霊泉の滝があり、いつも水が湧いています。
6月のインテリアライフスタイル展に向けてDC社の商品開発に携わっています。
いくつかのアイデアスケッチの中から商品化の候補作品を2つに絞り進めていたのですが、
ひとつのアイデアは、こちらの思惑とクライアントの意向が噛み合わず
今回の発表はお預けになりそうです。
いま進めているのは、ティッシュペーペーを絡めたデザインです。
まだ具体的なスケッチなどはお見せできませんがヒントを差し上げます。
ティッシュペーパーをシェードとして使います。
ティッシュケース本体に小物などが置けてスペースを有効利用できます。
さて、どんなものになるのか? 想像してみてください。
長く咲いていた椿の花も落ち、桜の花も散り始めました。
窓から見える公園の桜が昨日にも増して綺麗に咲いているので
お弁当を持って公園へ。
近づいて見ると、まだ蕾もありました。もう少し楽しめそうです。
枝垂れ桜もそろそろ満開。
平年より10日ほど早く開花した今年の桜ですが、
花を散らすような強い風もなかったので、近所の公園のソメイヨシノは
今日が一番の見頃になりました。
さて、私が生まれ育った家は山手線駒込駅と巣鴨駅の線路沿いにありました。
線路は切り通しになっていて、山手線と貨物専用(現在は湘南新宿ライン)
の線路が4本あり、すぐ近くには染井橋が架かっています。
橋を渡った先は、かつて植木屋が沢山あって染井村と呼ばれていました。
そうです染井吉野の名前の由来となった植木屋があった辺りです。
立派なシダレザクラで有名な六義園もすぐ近くにありました。
近すぎたのか、あまり行かなかったことを後悔しています。
みどりのラッピングトレインを東京駅で降りたのは、桑沢デザイン研究所の同期で
台湾から帰国中のS氏と会うためで、待ち合せの場所は中央郵便局の正面入口前にしました。
改修後の東京駅と商業施設KITTEに生まれ変わった東京中央郵便局を見たかったからです。
日曜日午後の駅構内、丸の内口からKITTEまでは想像以上の混雑でした。
KITTEの中も巡ってみたかったのですが断念し、建築に明るいS氏と外観を鑑賞。
外壁の白いタイルと黒い窓枠も綺麗に再生されて、
端正で品格ある若々しいモダンな姿が復活していました。
正面入口から左の方へ進むと広場になっていますが、確かこの辺りは郵便トラックの作業と
駐車スペースで、山手線の車窓からも良く見えたと記憶しています。
広場には石貼りのステージがありました。
これは郵便物の搬出入のための床上げの再現でしょうか。奥の方には斜路もあります。
また床や壁、梁やパラペット(屋上などの端の部分に立ち上げられた小壁)
の跡がデザインされ、その痕跡を残していました。
また今度、じっくり丸の内周辺の建物を見て廻ろうと思います。
小学生の頃、駒込駅から恵比寿駅まで山手線で通学していました。
当時、山手線は茶色の電車でしたが、みどりの電車が走り始めた頃です。
そのみどりの山手線が50周年ということで、みどり色にラッピングされた電車が走っています。
いまは横浜に住み、東京へ出かける用もあまりなく東急線からそのまま地下鉄を利用する
ことが多いので、山手線に乗る機会はほとんどありません。
先月、久しぶりに大崎駅から新橋駅まで山手線を利用しましたが、
たまたまラッピングの電車に乗り合わせました。帰ってから調べてみると、
みどりのラッピングトレインは1編成だけとのこと、ラッキーでした。
昨日の日曜日、五反田駅から東京駅まで今年2度目の山手線に乗りましたが、
またまたみどりのラッピングトレインがやって来ました。
めずらしくカメラを携帯していたので途中下車して記念写真をパチリ。
東京将棋会館の1階にある売店の様子です。
将棋ファンなら垂涎の将棋盤や駒、書籍や直筆サイン入りの扇子などと一緒に、
先週からアグラスツールを置いてもらっています。
事前の打ち合わせでは将棋連盟の専務でもある田中寅彦九段にも座っていただきました。
正座が仕事のプロ棋士や将棋ファンの方々にも使ってもらえると嬉しいです。
‘STORES’に出店させていただき、クレジットカードでの決済を
希望されるお客様にも対応出来るようになりましたが、
やはり椅子はリアルショップで実物を見て、試してもらうことが基本。
開発当初から将棋やお稽古事で正座する機会の多い人達に
使ってもらうことを想定していたのですが、アグラスツールを扱ってもらっているお店は、
新宿リビングデザインセンターOZONEの「にっぽんフォルム」1店だけでした。
http://www.ozone.co.jp/showroom_shop/showroom/nippon_form/index.html
実は昨秋、月刊「将棋世界」誌に広告を掲載してもらったことで伝手ができ、
東京将棋会館1階の売店にアグラスツールを置いてもらえることになりました。
http://www.shogi.or.jp/aboutus/kaikan/index.html#tokyo_hanbai
出店させていただいたstores.jp ‘Cedia/ottotto/MINGU’のページを
グーグルクロームで開いてみたら、
「これはイタリア語のページです。翻訳しますか?」と表示されるので
「翻訳」をクリックしたら‘セディア/ottotto/MINGU’と表示されました。
このように自動翻訳だけでなく、ほとんどの方がCediaを英語読みで
セディアと読みますが、チェディアと呼んでいただきたいので、
その名前の由来を記します。
イタリアなどでは家具や照明器具に名前をつける習慣があります。
私がお世話になった AIDEC社のブランドでも商品には全て名前を付けています。
ある日、商品化が決まった椅子のネーミングに窮し、苦し紛れで
‘AIDEC’を逆さまにしてみたら‘CEDIA’。
イタリア語で「椅子」の‘SEDIA’と一字違いではないですか!
そんな経緯があって「日本の、座るカタチ」として椅子などを扱うブランド名を
‘Cedia’と名付けました。
どうぞCEDIAをチェディアと読んでください。